基本の「温かい若蒸煎茶」と、冷たい「水出し若蒸煎茶」の美味しい淹れ方をご紹介いたします。
ほっこり温かい若蒸煎茶
お湯の温度が
美味しさの決め手です
お水はカルキ臭などを消すために、一度沸騰させたお湯を冷まして使いましょう。
煎茶は、60℃ぐらいの低い温度でゆっくり抽出すると甘さが引き立ちます。
渋めがお好みの方は、熱めのお湯でさっと抽出すると良いです。
若蒸煎茶のお湯での淹れ方
【湯呑み3杯分】
- 茶葉:9g
- お湯:180mL
お湯を準備する
人数分の湯呑みにお湯を入れて冷まします。
※1人分は約60mL
お茶の葉を入れる
急須にお茶の葉を入れます。
※1人分は小さじ1杯(約3g)が目安
急須にお湯を入れる
湯呑みに注いだお湯が70-80度ぐらいになったら、急須に移します。
※湯呑みを持ってみて、熱いけど持てるぐらいが適温です
お茶を注ぎます
1分ほど待ってから、湯呑みにお茶を注ぎます。
3客の湯呑みに、1→2→3と順に少量ずつ注いだら、3→2→1と順に戻り、均等に注ぎます。
最後の1滴まで残さず注ぎます。
二煎目、三煎目の楽しみ方
若蒸煎茶は、一煎目で旨味を、二煎目以降は渋みと旨味との調和をご堪能いただけます。
最後までお茶を注ぎきったら、急須のお尻をポンポンと叩いて茶葉をならして、蓋を少しずらしておきましょう。急須内の熱を逃がすことで、渋み・エグみがでにくく、二煎目以降も美味しく淹れられるようになります。
二煎目以降は90℃のお湯を注いで、10秒蒸らして注ぎましょう。
ひんやり美味しい
水出し若蒸煎茶
水出し煎茶はカフェインレスでおすすめです
お茶というと、お湯で作るお茶をイメージされると思いますが、暑い日は冷たい飲み物が飲みたくなりますね。
ここ近年人気が高まっている水出し緑茶は、香りと爽やかなのど越しを楽しむのにぴったりな味わいです。
旨味の多い上煎茶は、冷たい水出しでも美味しくお召し上がりいただけます。
冷水でじっくり低温抽出する水出し煎茶は、カテキンがほとんど溶け出さず、甘くまろやかな味わいに。
さらに、温かいお湯で淹れるよりカフェインが少なく抽出されるため、いつでも安心してお召し上がりいただけます。ぜひ、お試しください。
水出し若蒸煎茶の淹れ方
【専用ボトル1L分】
- 茶葉:10g
- 冷水:1L
茶葉を入れる
専用ボトルに、付属の計量スプーン1杯(約10g)の茶葉を入れます。
※専用ボトルがない場合は、市販のティーバッグに茶葉を入れます
※大さじ2杯が約10gです
冷水を入れる
冷たい水か氷水1Lを入れます。
※専用ボトルの目盛りは、下の四角が1L、上の四角が1.2Lです
※必ず10℃以下の冷水にしましょう!
浸出する
冷蔵庫で2〜3時間冷やします。
出来上がり
旨味引き立つ水出し若蒸煎茶の出来上がりです。